■ 2か月の短期間に全く別人に…
今日はスケートを楽しく滑りながら、友田さんに、バックをメインにいろいろ教えてもらった。すごく充実感を感じた。
その後、ステーキランチ&コーヒーをご一緒して、話題が尽きず、穏やかで満たされた気持ちになった。
リンクの最終日だった今日ですら、バックスケーティングが前進し、私は「できた!」という達成感を感じた。 友田さんにアドバイスをもらいながら、練習したおかげで、昨日一人で自主練したときよりも、格段に進んだ。
「目線をどこに向けるか?」がポイントだったのかもしれない。私は、この小さな発見が嬉しくて、ポイントだと納得した。
■ この幸福のプレゼンシングの意味?
スケートにおいて、0か1かを分ける要素は、
「前に滑るときは後ろ重心、後ろに滑るときは前重心」 という原則だ。
これを理解するだけで、10人中1人のレベルになれる。(だからと言って選手レベルには、ならないよ?笑)
ほとんどの人は、前に滑るときに前重心のままなので、「多くの人が滑るのではなく、走ってしまっているのだな」と今では、その人の滑りを見ればわかる。
これは、アイスクライミングで、テスティングをせずに登っているクライマーを見ればわかることと同じだ。
■ 教えても聞かない
私は、ほとんどの人が、アドバイスをしても、受け入れないことが不思議だと感じた。
クライミングでも同じことがあった。登れるようになる前にロープワークを確実にし、懸垂下降を先に習得するのが鉄則。それができなければ、安全に登ることは難しい。
しかし、9割の人は登れるが降りられない。私は、そのもどかしさを感じたが。 教えても聞かないため、たとえ羨ましがられても、譲歩はできない。
今回も、男子は教えられたがっていないことが分かった。なんなのだろう?あのいこじさは?
■ 二つ目はエッジ
スケートの次の重要なポイントは 「エッジ」 である。
日本にはエッジについて詳しく解説された書籍が少ないが、英語圏では良いものがあるようだった。
今日、私は「エッジに乗っていない状態のブレードの跡」を見て、それがどういうものかを理解できた。
私は、この見極めは、現地で氷を見ないとできないので、やはり書籍で学ぶだけでは無理だと分かった。
氷を経験者と一緒に見て、今日はコンディション悪い、など言ってもらえば分かるようになる。これはアイスクライミングでの氷瀑で、登るか登らないかの判断でも同じだ。もろい氷は登ってはいけないが、じゃ、どれがもろいのか?
あるいは、山でロープを出す基準…どれくらいならロープを出すのか?フリーソロで抜けるのか?
そういうことは、経験者とともに現地にいて、体験知として教えてもらうもので、優れた指導者と一緒にいないと学べない。
■ 楽しく滑り、楽しくご飯を食べ、良い一日だった
「今、楽しいでしょう?」と言われたとき、私は一瞬戸惑いを感じた。
それは、楽しさを、友田さんにもらったように感じていたから。”楽しい”の源泉は、友田さんで、”楽しい”は、そこから流れてきている、ような?
なので、流している人が言ったのが意外だったのだ。
確かに楽しかった(笑)。
スケートの楽しさには、エンドルフィンが関係している。仲間がいることでオキシトシンも分泌されるので、私は「誰かと一緒に楽しむことが、さらに幸福感を高めるのだな」と実感した。
セロトニン合成には、たんぱく質やビタミンC、鉄、B群が必要で、それを考えると、私は「今日のステーキランチは最高の選択だった」と思った。
帰り道、金曜日なので、いつものアンプラグさんに寄りたかったけれど、定休日だったので、別の喫茶店へ。最後には、スケートの「あんちょこ」まで手に入れて、「今日は本当に充実した1日だった」と感じた。
■ 良い一日だった
今日は、スケートの上達を感じ、友田さんとの時間を楽しみ、学びがたくさんあった。
心から「良いお金の使い方をしたな~」と満足した。